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ないものは、つくっちまえっ






私の大学の同級生で麻生日出貴君という画家がいます。
彼は精力的に作品を書き続け、年に何度も個展で発表しています。
彼が言っていた言葉をおもいだしました。

時代の流れに合わせて、
テーマを無理矢理そっちに合わせようとしたことがあったけど・・・
駄目だった。
自分は、ライブ活動をするミュージシャンのように
絵を個展という形で発表していく。
自分を知ってもらう。
自分を見つけてもらう。
大学では
技術や理論は教えてくれるけど
画家になるためのノウハウは教えてくれない。
自分のやり方を考えた時
個展を人より多くやるしかなかった。


自分が考えている
イメージのもう一つ先のイメージ

時代に無理矢理合わせるのではなく
目に見えない流れの中で
今、求められている物。
それを
目に見える表現で
ピタリと重なったとき
良い作品と位置づけられるのかな。
と・・・。
ふと、思いました。
時代は
追いかけるのではなく
創っていく物でないかと
思うのです。

ないものは
創っちまえばいいんだよ。
と、ブルーノムナーリの声が
聞こえたような気がいたします。

その通りでございます。
と、ぺこりと一礼して
制作入りまーす。
by kai-takasaki | 2009-07-09 11:26 | 制作