小冊子「circle28」ができるまで 1 ~cocodeとの出会い~







本日、小冊子「circle28」を刊行いたします。
事前に予約を頂いている、他県、東京の皆様には明日の午後に郵送いたします。
仙台市内では、明日から始まります麻生日出貴さんの個展にて販売します。
「circle28」のコンセプトは
「アーティストの物語を書く冊子」です。デザインはモノクロにこだわりました。
白にはもともと「素」になるという意味があったそうです。
取材したアーティストさんにも「素=白」になっていただき
一番シンプルな素材である「紙」と「鉛筆」(ペン)でモノクロの作品を提供して頂きました。
余計なものを一切省いた紙面作りを目指しました。

創刊号の特集は仙台在住の画家、麻生日出貴さんです。
一年半の取材。私が悩んでばかりいて、こんなに時間がかかりました。
広告は一切とっていません。なので、販売させて頂きます。
詳細は前回のブログをご覧下さい。





気持ちが落ち着いてきましたので、この冊子のエピソードを少しずつお届けします。






私がライターのお仕事をするようになった頃、
もっともっと書く場が欲しいと漠然と思っていました。
しかし、自分を売り込む時間が残念ながらありませんでした。
なぜなら、我が家には産まれて間もない、赤ちゃんがいたからです。
子供を育てるというのは、生半可な気持ちでは出来ません。
我が家のルールは「子供は三歳まで母親が育てる」でした。
24時間体制で、責任を持って子と向き合う。
それは夫婦で決めた約束。

しかしこの環境でも、何かできる事はやりたい。
前に進まなくてもいいから
足踏みはしていたい。体を常に温めて
いざというとき走れるように。

そんなとき出会ったフリーペーパーがありました。
現在、コラムを連載させて頂いている「cocode」です。
宮城県の北の方、大崎市で発行されています。
この冊子を手に取ったとき
「私もこういう冊子を作ってみたい」
という衝動が走りました。
しかし・・・。
次の瞬間、頭を過ぎった事がありました。

「あたし、パソコンでデザインできない・・・。データって聞くと、具合悪くなる・・・」

あ゛ぁぁぁー、あたしにこんなかっちょいいのできるわけがない!
でも・・・、書きたい。
書きたいのです。
あ、デザインできなくても文章なら書ける。
ならば「書かせて」と頼むしかない!
「cocode」で書かせてくれぇぇぇ・・・・・
というわけで、次の日に代表の鷹嘴さんと我妻さんに連絡、思いを伝えました。
そして実際に会って頂くことに・・・!
思いが伝わったのか、状況的に仕方ないと感じたのか(笑)
「では一回だけ・・・」
といって下さったのです。
やったー!!
その後、私は自分の冊子を作ってみたい。という話を切り出しました。
場は「冊子刊行までの手順」みたいな相談会になってしまいました。
一通り「cocode」がここまでくる、大変な労力と歴史に、
私がこの場で「書かせてくれ」などと大騒ぎしている状況が恥ずかしくなりました。

みんな、思いをカタチにするのに
こんなに頑張っているのに
私は何だ?
自分の書きたい気持ちだけ主張して・・・。

やはり、私は自分の冊子を作りたい。
強く強く、こころが動いていくのを感じました。
鷹嘴さんと我妻さんの「タカサキさんならできると思うよ~!!」と言う励ましに
「よし。やるしかない」と動き始めました。





次回 小冊子「ふきながし」との出会いに続く・・・。





麻生君の個展の情報はこちら↓↓↓
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