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運動会!結果報告!




午前中に行われた長女の小学校の運動会。
何とかお天気ももち、無事終わることが出来ました。

実家の母もかけつけてくれました。

娘は3,4年生の団体競技「ちゅんちゅんタイフーン」と「徒競走」と「紅白リレー」に出場しました。
団体競技の「ちゅんちゅん」とは、仙台名物「雀踊り」です。
「タイフーン」は長い棒を五人で持ち、ポイントについたら大きく回旋して戻ってくる
という競技です。娘は一番外側でしたから一生懸命走っていました。

ここまでは楽しかった。

事件は徒競走から始まりました。
名付けて「靴が悪い事件」です。

ゆうべ、娘は二つの靴を並べ考えていました。
「どっちを履けば一位になれるか」
もう、真剣です。
仙台の学校では常に一位。そしてリレーでもアンカーで
男の子を劇的に抜き、一位になったという輝かしい記録がありました。
彼女には彼女なりのプライドがあるのです。
悩みに悩んで、青いアシックスの紐靴を選びました。

しかし・・・

結果は2位。
50メートル走では同タイムの女子三人が競い合ったのですが
コースやコーナーによって色々と困難があり
思うように走れなかったみたいです。

気がついたら、彼女は走り終わってから
すぐ私の所へ来たみたいで・・・
な、なんとまさかの大泣き。
周りなんか関係なく
「悔しい、悔しい、一位になりたかったぁー」
とぼろぼろに涙を流していました。

あげくのはてに言った言葉。

「靴が悪い」
「雨が悪い」
「今朝の朝食が少なかった」
「歯がぬけたから」
「ママが悪い」

とどめの一発。

「ママ、別な靴もってきて」

私は静かな声でこう囁きました。
「速い子は、どんな靴でも速い」

それを聞くと、ますます泣いてしまった(笑)
もうね、こうなると世の中の大体が悪いことになってます。

でも、回復が速いのも彼女の良いところ。

「・・・あ、リレーいかなくちゃ・・・」

と、何事もなかったかのようにリレーでごぼう抜きしていました。
圧倒的な速さでした。

母がその様子を見て一言。
「小さい頃のあんたにそっくり。ちょっと面倒くさいところがあったよね」
だって!

なんか、笑えた。
by kai-takasaki | 2011-05-28 15:22 | エッセイ