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檜舞台の着工







ずっと気にかかっていたことがありました。
そろそろ考えをまとめなくてはいけません。

本当に大切なことを決断するときは
自分ととことん向き合う、と決めています。
苦しかったけど、今回も向き合いました。

その時、当然迷うわけです。

お世話になった人の顔が浮かんだり
残してしまう残務のこと
当然、続けたいという気持ちもあるわけで・・・

「やれるかな?無理かな?」

の狭間を行ったり来たり
こうすれば出来るかもしれない。
こういう時間の区切りなら出来るかも・・・

そんなことばかり考えていたら
当然つかれてくる。

自分の内奥で思っていることが
わからなくなってきます。

そんなときは
考えることを止めて
ひたすら動くようにします。
つまり、頭の中をまっ白にして
体に聞くのです。
単純に「楽しい」「心地よい」と思うことと
「しんどい」「きつい」と思うことが出てきます。

その感覚は
この先これをやりたいのか、やりたくないのか
に直結していると思うようになります。
すると「答え」は自然に出るわけです。

この間、一日一冊の本を読み
余計な事を考える時間もなくしました。
家族以外の人にも会わないようにして
静かに、ひっそりと暮らしていました。

そして、決断しました。

その日の夜の心地よさは
言葉では表現できません。
肩の荷が降り
体が軽くなり、ぐっすり寝ました。
どれだけプレッシャーの中にいたのか
どれだけ頑張って来たのかを知りました。

これからは、自分しか出来ないことだけに集中できます。

長かったなぁ・・・ここまで。

でも、それは修行のようだったとも感じています。
しかも精神面での、です。
これから、自分の実力を発揮できる舞台
「檜舞台」を作り始めるのです。
基礎がしっかりしていないと
舞台はぐらぐらしてしまう。
だからこそ、この修行は大事だったと感じています。

私は前をしっかり向いています。
迷いは全く無くなりました。
そして、余計なモノは
全部そぎ落としました。







古いモノを捨てないと
新しいモノは入ってこない。
by kai-takasaki | 2012-01-15 11:26 | 出来事