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カテゴリ:小冊子 circle28( 5 )






circle28の準備のひとつとして
必要だったのが「パソコン」です。

今までは主人と共有していましたが
専用の仕事道具が欲しい。
ということで、主人にお願いすると
あっさり「いいよ」との返事でした。
主人も私と同じで
「思ったら吉日」の人なのです。

そして、発信の場のひとつとして「ブログ」を始めました。

同時進行で行っていたのが、スタッフ探し。
どうしても一緒にやりたい人がいました。
その人は、美大生だった頃のバイト先で知り合った女性です。
なんて言うんだろう・・・。
話が合う、波長が合う。というレベルではない
特別なものを感じていました。
当時お互い若くて
めちゃくちゃな生活をしていました。
しかし、そのままの勢いから一変、
人生の変わり目というのは、やってくるものです。

私は就職。彼女は結婚と出産という選択。

お互いの生活のことでやっとの状況。
音信不通は簡単でした。

それでも私は彼女のことを忘れたわけではありません。
彼女と中古レコード屋や、古着屋をまわったり
夜な夜な踊り狂った日々の中で語り合った「夢」。

それは、

「将来、一緒に仕事しよう」

ということ。
何をどんなカタチでという具体的なことは全く無く
ただ、漠然とした「何かやろう」という約束があったのです。

仙台は狭いから
誰かに聞けば繋がる確信はあったのだけど
ひとつだけ心配なことがありました。

「生きてるかな・・・」

煙草と珈琲だけで生きているような人だったし(私もそうだった)
お互いカリカリに痩せて不健康そのもの。
私は何かと外で発散できるタイプだったけど
彼女はどちらかというと
月の光を好む人でした。

なんとなく、探すのが怖かったのです。

でも覚悟して、共通の知人である一番町で靴屋を営むいっちゃんのところへ行ってみました。
街のド真ん中にある、ドクターマーチンがこれでもかとならぶお店へ・・・
いっちゃんはゴースト・シンジケイトというスカのバンドのVoで
彼女ともよくライブを見に行きました。
いっちゃんに一通り説明をしたところ、
「妹なら会っているはず」
という嬉しい返事!連絡先を教えてもらって、すぐ電話をかけました。





「かいちゃん、お久しぶりー」





それが、このブログの始まりです。
タイトルは「ブルー・ムーン」~めったにない出会い~です。










続く・・・。
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昨日、仕事の合間に
友達である麻生日出貴君の個展会場へ行ってきました。
私の編集・発行した小冊子「circle28」
記念すべき、創刊号の特集が麻生君です。
そんなわけで、小冊子を個展会場で販売させて頂いてます!

ありがたいことに
ご購入頂いた方がいて、嬉しい限りです!

ありがとうございました!!

今回の彼の作品は展示点数も多く
見応えありです。
旧作も、会場が変わったり季節の空気が違うと
まったく印象が違って見えました。(私の気持ちの変化もある)
白い板の間に座り込んで、ずっとずーっと眺めていたいくらいでした。

まだご覧になっていない方はぜひ!

彼の絵は油絵ですが、
油っぽくないというか、独特です。
目を近づけて、よー・・・く見ると
何層にもなった色の重なり具合が楽しめます。
一歩ずつ、ゆっくり下がっていくと
後光のような光が放つ様子が楽しめます。

タイトル「夜を越えて」という絵を
持って帰りたかった(笑)
いいんだなぁ、これが。

写真で説明したいのですが
わたし、写真が下手ですの。
だから作品に申し訳なくて撮れませんでした。

みんな、観に行くのだ!

そして今日、ウエブデザイナーをしている方と個展会場で話に華が咲きました。
仙台は狭いので、お互いを知らなくても
共通の友達があいだにいることが多く、すぐに意気投合してしまう。
やはり今日も共通の知人で繋がりました。

はい。これがcircleです。
タモさんではないですよ。

そして、毎日のようにメールをいただいてます。
ありがとうございます。
大学時代の友達や、知らない方、出版社の方まで!
発信するというのは大事ですね。





そんな日々を過ごしていますが
着々と次の準備も始めています。
色々ね、やりたいことがさ、あるわけです。







実はこれからなんですよ。
本番は。
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今日から、大学時代の友人麻生日出貴くんの個展が、artroom Enomaで開催されます。
そして、私が編集・発行いたしました小冊子「circle28」も
彼の個展会場で、初お披露目いたします。
創刊号の特集は、麻生くんです!

昨日の午後、刷りたてほやほやの冊子を印刷やさんから受け取り
シリアルナンバーを入れて、そのまま個展会場に搬入してきました。

会場で既に作業をしていた麻生くんにシリアルナンバー7番をプレゼントしました。
手慣れた手つきで作業する彼と、今後の冊子のことなんかを話しました。
話をしていると、自分が見えてくるなぁと感じます。
一番知っているようで、実は一番知らないのが「自分」。
今後の行く先を模索しているとき、自分以外の人との何気ない会話の中に
沢山のヒントがあって、はっ、とさせられます。
そのヒントを丁寧に拾い集めて、そこから必要なものを残していく。
私の「ものつくり」の作業はいつもこんな感じです。




さて、麻生くんの今回の個展。
作品は、すごいよ!!
見応えありです。

作品は自分の目で観よう。声を大にして言う。

私の冊子は、そんなアーティストの作品を少し違う角度から観て頂く
ひとつのエッセンスです。

アンディー・ウォーホルの自伝、
大竹伸朗のエッセイを読んだとき、
私はとてもわくわくしました。
大好きなアーティストの日常の延長に「作品」がある。
そう感じたからです。
もっともっとその人が好きになって
作品が今までと違った感覚で観ることができる。

私の冊子が、
エッセンスとしてお手伝いできるかは
実のところ自信がありません。
もともと文才などないし、専門に勉強したこともありません。
漢字も苦手だし、校正も大変です。
日々を大切にし、感じた事をできるだけ丁寧に書く。
私に出来ることはそれしかありませんでした。




ただどうしても、書きたい事があるのです。




それだけなんです。




こんなわがままに付き合ってくれた
周りの皆さんには感謝の気持ちでいっぱい!!




今日から始まる麻生くんの個展で
私の冊子を読んでみたいと思って下さった方は
一階のカフェ・ピクニカで販売させて頂いてます。
私は水曜日の午後にお邪魔する予定です。
沢山のご来場をお待ちしております。
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仙台、いや今では全国区で有名になった小冊子「ふきながし」。
そのセンス、文章力の高さ、連載を飾るスタッフの充実さ・・・
手に取ったときの興奮は忘れられません。
こんな素敵な冊子を作る人に
会わなくてどうする?!

私はすぐに代表の吉岡さんに電話をしました。
(気がついた方もいらっしゃると思いますが、私は思ったら吉日の人です)


「実は、小冊子を作りたいのです。お話をきいていただけませんか」


なんてわがままな
一方的な思いに、吉岡さんは

「私でよければ・・・」

と会って下さる約束をしてくれました。
次の日、初めて次女を保育所に預けて
吉岡さんに会いに行きました。

私の話を一通り聞いて下さり
微笑んで見せて下さったものがありました。
それは・・・

冊子を中綴じするホチキスと
定規・・・、カッター・・・。

「『ふきながし』をつくる道具です」

吉岡さんは笑ってそう言いました。

「ふきながし」は、吉岡さんとスタッフ全て誌面をつくり
家庭用のプリンターで印刷、自分で中綴じして完成させていたのです。
その手間暇。私は愕然としました。

「大丈夫。タカサキさんもつくれますよ」

つくれるよ。と言われると
ますます作りたくなる私。

「吉岡さん。私、やってみます」

そして、私は小冊子製作のイメージが
どんどん膨らんでいったのです。

















次回「ブログを始める」に続く。
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本日、小冊子「circle28」を刊行いたします。
事前に予約を頂いている、他県、東京の皆様には明日の午後に郵送いたします。
仙台市内では、明日から始まります麻生日出貴さんの個展にて販売します。
「circle28」のコンセプトは
「アーティストの物語を書く冊子」です。デザインはモノクロにこだわりました。
白にはもともと「素」になるという意味があったそうです。
取材したアーティストさんにも「素=白」になっていただき
一番シンプルな素材である「紙」と「鉛筆」(ペン)でモノクロの作品を提供して頂きました。
余計なものを一切省いた紙面作りを目指しました。

創刊号の特集は仙台在住の画家、麻生日出貴さんです。
一年半の取材。私が悩んでばかりいて、こんなに時間がかかりました。
広告は一切とっていません。なので、販売させて頂きます。
詳細は前回のブログをご覧下さい。





気持ちが落ち着いてきましたので、この冊子のエピソードを少しずつお届けします。






私がライターのお仕事をするようになった頃、
もっともっと書く場が欲しいと漠然と思っていました。
しかし、自分を売り込む時間が残念ながらありませんでした。
なぜなら、我が家には産まれて間もない、赤ちゃんがいたからです。
子供を育てるというのは、生半可な気持ちでは出来ません。
我が家のルールは「子供は三歳まで母親が育てる」でした。
24時間体制で、責任を持って子と向き合う。
それは夫婦で決めた約束。

しかしこの環境でも、何かできる事はやりたい。
前に進まなくてもいいから
足踏みはしていたい。体を常に温めて
いざというとき走れるように。

そんなとき出会ったフリーペーパーがありました。
現在、コラムを連載させて頂いている「cocode」です。
宮城県の北の方、大崎市で発行されています。
この冊子を手に取ったとき
「私もこういう冊子を作ってみたい」
という衝動が走りました。
しかし・・・。
次の瞬間、頭を過ぎった事がありました。

「あたし、パソコンでデザインできない・・・。データって聞くと、具合悪くなる・・・」

あ゛ぁぁぁー、あたしにこんなかっちょいいのできるわけがない!
でも・・・、書きたい。
書きたいのです。
あ、デザインできなくても文章なら書ける。
ならば「書かせて」と頼むしかない!
「cocode」で書かせてくれぇぇぇ・・・・・
というわけで、次の日に代表の鷹嘴さんと我妻さんに連絡、思いを伝えました。
そして実際に会って頂くことに・・・!
思いが伝わったのか、状況的に仕方ないと感じたのか(笑)
「では一回だけ・・・」
といって下さったのです。
やったー!!
その後、私は自分の冊子を作ってみたい。という話を切り出しました。
場は「冊子刊行までの手順」みたいな相談会になってしまいました。
一通り「cocode」がここまでくる、大変な労力と歴史に、
私がこの場で「書かせてくれ」などと大騒ぎしている状況が恥ずかしくなりました。

みんな、思いをカタチにするのに
こんなに頑張っているのに
私は何だ?
自分の書きたい気持ちだけ主張して・・・。

やはり、私は自分の冊子を作りたい。
強く強く、こころが動いていくのを感じました。
鷹嘴さんと我妻さんの「タカサキさんならできると思うよ~!!」と言う励ましに
「よし。やるしかない」と動き始めました。





次回 小冊子「ふきながし」との出会いに続く・・・。





麻生君の個展の情報はこちら↓↓↓
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