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版画家、岡沢幸ちゃんは、
国内外で活躍する、仙台在住の版画家です。
最近では、一点物のバックやTシャツのデザインも手がけ
表現の場をどんどん広げています。
私の大好きな幸ちゃん。作品もお人柄も。

そんな幸ちゃんの版画の講座に
これまた友人で、天然石のアクセサリーを製作しているSetz
一緒に参加することになりました!
Setzは、大学時代に出会った大親友であります。
当時から手作りアクセサリーを製作していて、フリマなんかで売っておりました。
今ではすっかり職人さん。
私は身につける物だけは、知り合いの作った物でないと落ち着きません。
アクセサリーはSetz。バックは幸ちゃんの、みたいなね!
ものつくりをしている友達が多いからかもしれません。
手作りは、何とも言えないぬくもりがあります。

震災後、家に籠もっていて、
次女の保育所の手続きも伸び伸びにしていましたが
幸ちゃんの講座参加のお陰で、一気に事が進みました。

もともと私は大学で版画を学んでいました。
文章を書くようになってからは
作品を作る機会がありませんでしたが
久しぶりに版と向き合おうと思いました。

何か、記憶の扉が開くような事があるかもしれません。
「手」を動かすというのは
頭なんかで考えて制作するより
素晴らしい物が生まれることを、私は知っています。
人間は頭で行動する物ではない。体全部を使って生きています。

制作も同じだと思います。

久しぶりの版画制作に
少し、心が躍っています。
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by kai-takasaki | 2011-05-31 07:57 | 制作


私の友達の砂子啓子さん。
震災後、実家の佐賀へ避難しました。
自分の出来ることは何か?
すぐに行動に移し、今では佐賀の有名人(笑)
テレビ、ラジオ、雑誌・・・あらゆる場所で砂子を発見。

今回は週刊文春に出ていました。

砂子さんは生活協同組合あいコープみやぎの理事をしています。
くわしくはこちらから!
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午前中に行われた長女の小学校の運動会。
何とかお天気ももち、無事終わることが出来ました。

実家の母もかけつけてくれました。

娘は3,4年生の団体競技「ちゅんちゅんタイフーン」と「徒競走」と「紅白リレー」に出場しました。
団体競技の「ちゅんちゅん」とは、仙台名物「雀踊り」です。
「タイフーン」は長い棒を五人で持ち、ポイントについたら大きく回旋して戻ってくる
という競技です。娘は一番外側でしたから一生懸命走っていました。

ここまでは楽しかった。

事件は徒競走から始まりました。
名付けて「靴が悪い事件」です。

ゆうべ、娘は二つの靴を並べ考えていました。
「どっちを履けば一位になれるか」
もう、真剣です。
仙台の学校では常に一位。そしてリレーでもアンカーで
男の子を劇的に抜き、一位になったという輝かしい記録がありました。
彼女には彼女なりのプライドがあるのです。
悩みに悩んで、青いアシックスの紐靴を選びました。

しかし・・・

結果は2位。
50メートル走では同タイムの女子三人が競い合ったのですが
コースやコーナーによって色々と困難があり
思うように走れなかったみたいです。

気がついたら、彼女は走り終わってから
すぐ私の所へ来たみたいで・・・
な、なんとまさかの大泣き。
周りなんか関係なく
「悔しい、悔しい、一位になりたかったぁー」
とぼろぼろに涙を流していました。

あげくのはてに言った言葉。

「靴が悪い」
「雨が悪い」
「今朝の朝食が少なかった」
「歯がぬけたから」
「ママが悪い」

とどめの一発。

「ママ、別な靴もってきて」

私は静かな声でこう囁きました。
「速い子は、どんな靴でも速い」

それを聞くと、ますます泣いてしまった(笑)
もうね、こうなると世の中の大体が悪いことになってます。

でも、回復が速いのも彼女の良いところ。

「・・・あ、リレーいかなくちゃ・・・」

と、何事もなかったかのようにリレーでごぼう抜きしていました。
圧倒的な速さでした。

母がその様子を見て一言。
「小さい頃のあんたにそっくり。ちょっと面倒くさいところがあったよね」
だって!

なんか、笑えた。
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by kai-takasaki | 2011-05-28 15:22 | エッセイ





娘の通っている富谷小学校の春の運動会が開催されます。

今朝、「やりますよ」の合図である花火が
勢いよく鳴りました。

娘は転校してから初めての行事に
胸を躍らせ、少し緊張しています。

なぜなら・・・

クラスの代表で
リレーの選手に選ばれたからです。

クラスの女子の中で一番速かったので選ばれました。
もうひとり、転校してすぐ仲良しになった
まいちゃんも選手です。

2組に、この二人より速い女の子がいるそうで
娘とまいちゃんは「秘密の特訓」をしていました。

先週、久しぶりにサッカーで汗を流したところ
ひどい筋肉痛になり大変な思いをしていましたが
昨日の夜練習にも参加し
体はむしろ回復したと言っています。

小さい頃は、そんなに足は速くなかったのだけど
サッカーを始めてからは、走り格好も良くなり、自分の娘?と疑うくらい
速くなっていました。

今朝、朝食を食べていたら
ぐらぐらしていた「歯」も抜けて
すっきりした状態で登校しました。

実家の母も来てくれるそうです。
「何もいらないよ」と言ったのに
タケノコご飯を作って持っていく!とメールあり。

全く・・・。
母の料理でのおもてなしは
今始まった事ではありません。
お祝いの日には、かならず「おふかし」を炊いてくれる。
私の田舎の、素敵な風習なのです。

本当に感謝しきれません!

雨がどうか持ちますように・・・!!
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大震災後、ものつくりをしている友達が多いので
その方達とよくこんな話をしました。

「私たちに何ができるのかな?」

実際、震災後の一ヶ月って
無力で、ただおろおろしていただけだったように思う。
自衛隊の方のように、体をはって何か出来るわけでもなく
お医者さんのように、傷ついた体を治すこともできない。

家族を守ること、生きていくことに必死でした。

ものつくりをしている友達は
やはり「自分の制作をこつこつやるしかない」と
一生懸命、制作を始めています。
私も、作りかけの物語を書いています。

それが、どう世の中で役にたつかは分からない。
でも、いつどうなってもおかしくないという経験から
死ぬまでにやり遂げなくてはならない事、
それが「何か」はよく分かりました。

時間を、その一番大切なことに使いたい。

そんな時、私の大好きなデザイン・ユニット
JetMinMin*StudioStudioの素敵な企画を知りました。こちらです!

素敵だなぁ・・・
自分たちに出来ることって、いいなぁと素直に感じ
この企画に参加させていただくことにしました。
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そういえば・・・
こうして記憶も無くなるくらい朦朧となって寝込んだのは・・・
7年ぶりだと思います。
長女が二歳半くらいの時かな。
やっぱり静岡に行ってから、風邪をこじらせてしまい
滞在中の一週間、寝たきり・・・という時がありました。

あれから、随分たちます。

いやぁー・・・しんどかった。
今までの疲れや不安、怒りが
すぅっ・・・と抜けていくようでした。

体がしんどいときに
何かを考えてもダメ。
体が良くなると、考え方も建設的になるものです。

さて、まっ白だった手帳に
予定がどんどん入っています。
新しい仕事が、何ヶ月か遅れて動き出しています。
東北は、3.11から時間が止まってしまったかのよう。
やっと、私も動けそうな気持ちになってきました。
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インフルエンザの猛威・・・
ずっと微熱で子供達の看病をしていたのですが・・・
今朝、起きたときの体の痛さ!!
熱もいつもよりある。

二度目の診察に行ってきました。

あぁ・・・
何も考えられない。
つらい!!
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by kai-takasaki | 2011-05-23 12:55 | お知らせ




地震の次の日に起きてしまった
福島原発事故。

今更、メルトダウンしていたという報道・・・
私はあの日からほぼ一ヶ月、子供達を外に出しませんでした。
空気清浄機のフィルターは真っ黒になりました。
なぜなら、窓も閉め切っていたからです。

外で遊んでいる子供達に
「家に入ってたほうがいい」
とは言えませんでした。

情報が確かではなかったし、気にしない人が多かった。

私はあの日から
洗濯物は家の中で干し、なるべく窓も開けない生活をしています。
水も子供達にはミネラルウォーターを飲ませています。

一昨日の報道で、宮城県の北に位置する大崎市の牧草から
放射能汚染が確認され、牛を放牧しないようにと指示が出てしまいました。
大崎市は私の実家があるところで
最終的に避難しようとしていた場所でした。

でも・・・

ダメですね。
汚染されてしまいました。
どこに逃げても同じです。
地震の二日目から、覚悟はしていました。

福島では昨日、30℃の真夏日のようでした。
学校の授業中も換気ができません。
多分、宮城県だって同じような状況なのに
学校の対応が遅すぎます。部活だって普通にやっているし
子供も体育の授業を外でやっている。
長女の運動会だって普通に行われるんです・・・。

大丈夫なのかな・・・。

もう、放射線量は個人で測定するしかありません。
今朝、主人も娘にサッカーをやらせていいのか迷っていました。
外で長時間、土のほこりの中
10歳の娘を放り出していいのだろうか・・・?

悲しい。
無情です。

ただ、宮城県の対応の遅さには、ちょっと困っています。

もう少し情報を明確に公開して欲しい。
地下鉄なんか掘ってる場合じゃないと思うな。

だから私は
せっせと体の排泄が良くなる、水はけのよい体作りを目指して
子供達の三食を責任持って作っています!!
「美味しい、美味しい」
昔ながらの郷土料理。きちんと出汁をとって作る味噌汁。
味噌はもちろん鎌田醤油さんの仙台味噌です。
ご飯は玄米にしています。
ごま和え、海草は欠かせません。

それしか私にはできないのだよ。

だから、知事!
頑張ってくださいよー!!
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震災前に新しくした「名刺」。
月の満ち欠けをデザインした素敵な名刺です。
担当のアクトジャパンの武田裕子さんが
インスピレーションで決めてくれた私の「肩書き」も
とても気に入っています。

フリーなので、肩書きも自由。
二人で語り合って、武田さんが提案してくれたものは

「ストーリー・ライター」

という肩書きでした。
お引っ越しをして住所が変わったので
今はお蔵入りの名刺。

そろそろ住所を変えて、新調しようと思うようになりました。
・・・それまでは気にはしていたのですが
行動に移せませんでした。

なぜなら。

震災後、私の書いているものがたりが止まっていたからです。
それどころではなかった。とも言えるかもしれません。
仕事で書くものとは違い
自分が本当に表現したいことを書いているものがたり。

それがやっと
動き出しました。
動き出したら、堰を切ったように

どわーって、止まらない。

思ったより、長くて複雑なものがたりになりそうです。
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by kai-takasaki | 2011-05-19 07:53 | 制作



私は心をリセットしたいとき「徒然草」を読みます。

震災で、手にした物の存在が「無意味」だと感じた瞬間
なぜか、徒然草の137節を繰り返し思い出しました。

「花は満開を、月は明澄なのばかり賞すべきものではあるまい。」

から始まるこの一節は
徒然草の一本筋が通った節、『無常観』を感じさせられます。

昔から変わっていない物、事を、ここ数年、考えてばかりいました。
一生懸命、生きてきて、手にしてきた様々な物、事、かかわり。
それが一瞬にして無くなってしまうことって、あるんだと実感させられたのですが
ずっと変わらず残って、規則正しく目の前に現れるものも、ある。

その中で繰り広げられる日常こそ
生かされているということだと思うのです。

徒然草は昔から何も変わらない日常の姿の宝庫です。
特別な事が書かれているわけでもないけど
何が特別かも気づかされる一冊だと思います。
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by kai-takasaki | 2011-05-17 23:09 |