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母の子宮の中で。





今日仙台は真夏日でした。
私はここぞとばかりに三回洗濯機をまわしました。

最近、私の気持ちを察してか、
次女は家の中を好みます。
私はいつもより沢山、小説を書くことが出来ました。

こんな天気ですから、
干した布団もふわっふわっになったので、
お昼頃には布団を寝室に運びました。
次女は、私の目を盗んでいたずらモードに入ったようです。

布団やタオルケットをぐっちゃぐちゃにして、
鳥の巣のようにしていました。
そして、何を思ったのか
服を全部脱いで、ぽっかりと上手い具合にへこんだ
布団と布団の隙間に入って、
まるで「胎児」のようにまんまるーくなっているのです。

「ママ、オイデ」
と手招きをしています。
今度は私をその隙間に収めて、
自分はぐるんぐるんと回転してみたり、私の上に登ってみたり。
ふと、懐かしい感じがしました。

あ・・・、これって
この子がお腹にいたときの感覚だ。

もし、お腹が透明だったら、
妊娠中も楽しいだろうな。
なーんて、思っていたときのことを思い出しました。

でも、今「裸ん坊」ではしゃいでいる姿。
これは、お腹の中に居たときの再現と思えました。

嬉しそうに、
はしゃいでいる姿を見て
なんか、
幸せでした。
by kai-takasaki | 2009-06-26 19:16 | エッセイ