人気ブログランキング | 話題のタグを見る

選んできた物





今日はまとめ。

主人は小学校の時、サッカーを習っていました。
もともと運動のセンスもあったし、サッカーは自分でやりたいと決めたので
毎日リフティングを頑張ったそうです。
そんな中、オール沼津に入れるチャンスがやってきました。
監督さんが家に「7」番のユニフォームを持って挨拶に来たそうです。
でも、両親に反対され断ったそうです。
理由は「勉強がおろそかになるから」

主人は今でも言います。
「あの時、サッカーを続けていたら・・・」
人生は全く違う方に進んだでしょう。
私とも出会わなかったと思うし、今の職業とは別の仕事をしていたかもしれない。

人はいつも「選択」して生きていく。
そして、選択しなかった方を常に後悔しながら生きていく。

今、やっておこうかな・・・。
今日はこれを食べよう。
こっちにしよう。

毎日毎日、選択ばかり。
「選ぶ」ということは「生きる」こと。
その繰り返しで自分が形成される。
だから
自分が「選んできた物」っていうのは
私の生き様そのものだと思います。

主人は「親の一言の重さ」をこのときから感じています。
娘が初めて決めて選んだサッカーの道。
決めたからには「やらせる」
毎日練習させたり、励ましたりするのは親の仕事だ。と。
なので、練習しなかったというと
私が注意されます。
「なぜ、やらせない?」

子供だから遊びたいのは当たり前、
遊ぶのも大事。
でも、練習をやったらあとは自分の好きな事ができる。
というめりはりを教えろと。

私の日々の過ごし方にもそれが言えます。
優先順位は何か。
そして、何を選んで行くのか。
それが出来るようになると
時間に追われることがありません。
時間と仲良く、自分のペースで生きることができる。

娘が目に見えて成長をしたとき
主人は「これでもかっ」というほど
褒めまくります。
その姿を見る事に幸せを感じるし
私はこの瞬間のために頑張っているような気がします。

家庭の中で、陰に徹する。
「家内」とはそういう役目だと思うし、その方が上手くいく。
上手くいくということは「間違っていない」と感じます。
それが私の生き方です。
by kai-takasaki | 2009-10-02 10:04 | エッセイ