科学的根拠vs日常のささやかな経験
主人が出張で「メンタルトレーニング」の話を聞いてきて
興奮して帰ってきました。
「日本は遅れている!!根性だけでスポーツ選手は育たん!!」
イメージだ、イメージすることなんだよ!!・・・とも言った。
最近、イメトレってビジネス本でも紹介されていますし
物質より心の充実が見直されている世の中の大きな流れだったりで
子供の育て方、主婦の家事の仕方、夢の実現をまずイメージしてみよう・・・。
というのはよく聞くし、活用している人も多いんじゃないかなぁと思って
「最近、多いよね。そういう文献・・・」
と言ってみた。
「ところがな、経験で書いているのがほとんどで、科学的根拠があるのはすくないそうだ」
科学的根拠。
その話の内容で「すこーん」と心に入ったことをご紹介します。
・仕事に一連の「流れ」をつくる。
成功例=イチロー選手のバッターボックスに入る前の「侍ポース゛」
毎日同じ事をすることで、「これをすれば上手くいく」という習慣を確立する。
・窮地に立たされたとき、空を見上げて「大丈夫、上手くいく」と呟く。
成功例=ハンカチ王子が甲子園で行ったアクションと同じ。
良いイメージだけを浮かべる。良いイメージしかしない。
・怒鳴らない。
選手が話を聞かなくなる。「怒られるから上手くならなくては・・・」と
目的が違う物になってくる。
・練習はリラックスして始める。
・野球の素振りは一本一本、具体的にイメージする。
「一球目、インコース高めのストレートなので早めにバットを振り切る」とか。
・将来の自分の姿が明確にイメージできてる。
・仕事を始めるとき、きまった音楽を聴くとかの「やる気スイッチ」をつくる。
私が仕事の先輩たちに教えられて事ばかりでした。
日々を大切に丁寧にすごし、自分を見つめた人が
その中で「気がついたこと」と同じです。
科学的根拠も
人がやってみて、感じて、立証されたこと。
それが日常で経験して感じた事と一緒ということは・・・。
やってみる価値ありってことですね。
by kai-takasaki
| 2009-11-21 11:05
| エッセイ