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「ばれぃぼぅる」週間、終了。






昨日は地区Pのばれぃぼぅる大会でした。
体育館は朝から汗が流れる暑さ。
みんなサウナに入っているかのように
「どこからこんなに汗が出るのー?!」とぐっちゃぐちゃ。
私たちのチームは一回戦から優勝候補のチームと対戦です。
緊張した!!
バレーボールの公式戦は初めて。
やはり雰囲気も違うし、練習試合とは違う。
私が持っている実力と言ったら・・・
「気合い」と「声」のみ。
そこんとこ意識して頑張ってはみたが
やはり、相手は一枚上でした。
上手いんだなぁ・・・。
その後二試合して
結果は4位。大健闘でしたね。

その後、集会所で昼間から飲みました。

コートでは見られなかった
母たちの素顔が見えて、ぐっと近くなった感じです。
今日は八時半集合でした。
その時間まで、家族に朝ご飯を用意し
昼ご飯を作り置きして
私の例でいうと、三歳の次女をなんとかなだめ
お姉ちゃんに家の事を頼み
主人に「後はよろしくお願いします」と頭を下げて出てくる。
その時間の忙しいこと!!
試合前に疲れるっつーの!!

試合が終わって、一度帰宅すると・・・
長女が泣きそうになりながら
「遅ぉぉぉーい・・・」
と出迎えてくれました。
次女が暴れたであろう、部屋の形跡は見るも無惨。
父親はイライラしている。

最悪・・・。

母の居ない時に
「あー、お母さんって偉大よね」
とは感じなかったらしく
「あー、お母さん自分ばっか楽しんでどうしてくれるの?」
という雰囲気が漂っていた。
そりぁ、そうだ。仕方ない。
いつでもかゆいところに手が届き、
だまっていても部屋は片付き、食事が用意される。
私の存在は空気と同じで、あまり感謝されることはないのだ。
私は主人と長女にお礼を言って、
次女を連れて「宴」に向かいました。
解放された主人と長女は
本当に安堵の表情。

次の日、
精神的にやられた主人が出勤。
肉体的にやられた私は言葉もない。
長女に「昨日は大変だったよね」
と言うと
「・・・うーん。きーちゃんはママの言うことは聞くけど、私には困らせてばかり」
なるほど、上手くいかなかったのだね。
昨日の四時間は大奮闘だったのでしょう。
「ママの大変さがわかった?」
と聞いてみました。すると意外な返事が。
「ママは子育て大変じゃないでしょ?いつも楽しいでしょ?」
とのこと。
なるほど・・・私はいつも楽しそうらしいです。

母の大変さなんて
ずっとずー・・・っと後でしか気がつかないものです。
それでいいのだ。
でも、たまにこういう経験は良いと思いました。
人間は追い詰められているときは、冷静になんか考えられません。
しかし、ありがたいことに人間には記憶があります。
その記憶は熟成されると、その時の感情がまろやかになったりすることもあるのです。
娘にとって、この経験は後になって「嫌な出来事」で終わったとしても
それはそれでいいと思っています。
経験しないよりした方が良い。
私も今頃になって
母に感謝することが沢山ありますからね。



さて、夢中になった「ばれぃぼぅる」週間も終わりです。
いつもの日常にもどりましょうか。



ちなみに・・・
母が家族以外に「夢中」になるものがあると
子供達は不安になるみたいで
次女は大暴れでしたが、
私の日常が戻ったと共に
次女の気持ちも落ち着き
いつもの天使のようなきーちゃんにもどりました。





タカサキ家の皆様、大変お世話になりました。
またいつもの母に戻りますので
ご安心下さいませ。
by kai-takasaki | 2010-06-21 09:55 | エッセイ