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日常






長いと思っていた子供達の夏休みも
あと一週間です。(東北は夏休みが短い)

今年の夏は色んなことがあった。

今だから書くけど・・・
主人の心臓の手術。
実家の父の軽い脳梗塞。
私のひどい夏風邪。
その後、右手の小指を負傷(結構深い傷だった)

色んなことがあった。

それでも太陽が出て、月が出て
毎日が繰り返される。
どんな状況でも明日はやってきて、落ち込んでるのがアホらしく感じる。

特別に楽しい時間を作ったとしても
後で「思い出」として残るかといえば、そうでなかったり。
後で思い出すことといったら
五感で感じ取ったことばかり。
そして、なにげなく目に入った物が心に残る。
店先の果物が置いてあった「古い棚」とか「錆びた壁」とか。
記憶というのは私にとってそういうものなのかもしれない。
そしてぼんやりした記憶と自分のでっちあげた物語が動き始めるのだ。

ただ、後でそのことを思い出したときに
「カタチ」として残して行けたらと思うときがある。
普段仕事で書いているコラムや取材記事とは全く別の物で。

色々あった。
それは一人一人、平等に与えられた時間というなかで起こる。
だから人それぞれの「色々」も必ずあるわけで。
そういうことをイメージしてみたりすると
人が生まれてからの歴史を感じて
優しいような、悲しいような
そんな気持ちになってしまう。






日常というのはいいよね。
生きている感じがする。