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東日本大震災~仙台若林区から~3/31(木)



佐賀へ避難している砂子さんへ連絡をしました。
彼女に「今、何が不安ですか?」と聞かれ
私は「原発」と答えました。

これから必要となるものは「水」と「雨カッパ」、「ビニール袋」「食料」「空気清浄機」だと思っています。

福島から関東の原発情報は盛んですが
90キロ圏内の仙台の情報だけ、市民にすら届きません。
県庁に「情報を公開してほしい」と電話をしている人もいるようです。

仙台市民を移動させる手段、方法は無いでしょう。
自分で判断して、移動している人達がいるのは確かです。
ご実家が遠くにある人は、そちらに避難しているとも聞きます。

確かに、宮城は原発どころではない状況です。
まだ行方不明の方が沢山います。
がれきが撤去される中から、発見される人も出てきたようです。
仮設住宅も急ピッチで建てられる中
今度は「屋内待避」と指示が出るかもしれません。

何日か前、
知事が「仙台の水は大丈夫」と言っていました。

大丈夫?

私は一個人の判断で、水道水は飲んでいません。
「直ちに影響しない」とはいえ、我が家には何十年か後に子供を産むであろう
幼い女の子がいます。
チェルノブイリの被害をみんな忘れてませんか?
あのとき、生まれた人達が
現在、どんな暮らしをしているか
想像してみて欲しい。
出来ない人は調べてでも知って欲しい。

今朝、早く起きて
ガソリンを入れに列んでいたら、雨が降ってきました。
その中を、傘もささずに車を誘導している青年を見て
これでは「本当の事は言えないな・・・」と感じてしまいました。

「雨にあたるな」

と言われたら
誰も外に出なくなります。
大都市仙台は、全く機能しなくなってしまいます。

そんなジレンマと毎日戦いながら
過ごしています。