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東日本大震災~仙台若林区から~4月3日(日)





今朝、和歌山に一時避難していたShihoちゃんが仙台に戻ってきた。
戻ってきたと言っても、子供の転校手続きをするための一時的なものです。
私が引っ越す事を友達に聞いて、わざわざ自宅まで来てくれました。
お互い、家族を守ることで精一杯の生活でした。
私も彼女も小さい子供を抱えています。
チェルノブイリの教訓を生かして、子ども達を守らなければいけません。

宮城県沖地震の確率は、ここ数年確率として高く
県でも「防災」を呼びかけていました。
私も何年か前の地震の時に
飲み物や保存食、着替えや子供のおむつなどを大きなバックに入れて
私の軽自動車のトランクに入れておきました。
でも、実感がまったくなく
「何が必要なのか?」なんて、想像が出来ませんでした。

震災して、すぐに役にたったもの。

水などの飲み物。
食料・お菓子・米・味噌・塩・海苔・保存食
カセットコンロ
キャンプ用品(煮炊きできる道具)
ラップ・アルミホイル
懐中電灯・ろうそく
ラジオ
タオル
毛布
ホッカイロ
下着・靴下
グランド・コート(サッカーの応援の時に着ていた長めで分厚いもの)
ガソリン満タン!

これで、四日はしのげました。

今は、原発の最悪自体に備えた対策を取り始めました。
やはり、経験しないと分からないものです。
しかも今回は1000年に一度の想定外の天災です。
みんな頑張っているのに、上手くかみ合わないことがあっても仕方がないのかも・・・。
でも、物資が届かないところがあるってどういうことだろう?
なんとか早く、みんなに物資が届きますように・・・。
物資が届いても、それを整理するボランティアの人達が足りないという問題もあるようです。
現地に行ってみないと、解らないことが沢山あるようです。
友達も石巻に行ったそうですが、物資の受け入れ先がわからず
持ち帰ってきたようです。
現地で何が必要で、どこの人達が困っているのか?
そこをみんな知りたがっています。
いくら物資が集まっても、行き届かない現状・・・。
歯がゆいです・・・。

近くの中学校(避難所)で重宝されているのが
物を入れる「かご」だそうです。
整理整頓するのにひとりひとりが必要だとか。
今日、持って行きたいと思います!

昨日、大和町のヨークベニマルへ行ったら
制限なしで買い物ができました。
照明は最低限。ベーカリーではシンプルな食パンのみ。
ヨーグルトは・・・無かったかな。
でも、牛乳はありました。卵も。

節電といっても、家庭の中は勿論ですが
夜中に煌々とついている看板などの電気って・・・どうなの?
24時間営業って・・・必要ないよね?
必要な場所(病院、防犯のための街灯)はいいとして
考えていかなくてはならないテーマだと感じています。
それと、便器を暖める機能。
全国の便器を暖める事を止めると
原子力発電一基/年間のエネルギーになるそうだよ。(六カ所再処理を反対する東日本サミットで聞きました。)

原子力専門家が近頃口にする
「上手く乗り切ることを『祈る』」
専門家が祈り始めているのだから、現場は大変な事になっているのだと感じます。
それでも私も祈っています。
どうか、最悪の事態がおきませんように・・・。

そして、今日は長女の誕生日です。
10年前の今日は、暖かくてお天気が良くて
今日の仙台のような感じでした。
彼女はプレゼントもケーキもいらないと言いました。
「家族が一緒ならいい」とも。
幼なじみのお友達が、避難先の大阪から電話をくれました。
ありがたいですね!元気が出たようです!
そんな中、地震の影響で届かなかった「進研ゼミ・4年生号」が
娘のもとに届き、素敵なプレゼントとなりました。
塾に行かない娘は、進研ゼミを本当に頑張っています。
新しい学校でばっちり授業についていけるように頑張ろうね!