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東日本大震災~仙台若林区から~4月4日(月)


引っ越しの準備が急ピッチで進んでいます。
いらない物、使っていない物、紙物は思い切って処分。
毎日ゴミ袋が増えています。

そんな中、友人のminちゃんが来てくれました。

共通の友達が多いので、知っている人達の安否を確認しあいました。
最近は、会う人に「大丈夫だった?」と確認しあい
その時、お互いがどんな体験をしたか話すのが常になりました。

minちゃんは涙をこぼしながら
「私も大阪に行くかもしれない・・・」
そう言いました。
もう子ども達は避難していますが
危険な場所に自分がいて、仕事をしていて良いのだろうか。
もの凄く考えたそうです。優先順位は?
やはり、家族。そして命。

仙台から離れる友達が、増えています。
福島第一原発から90キロ。

海沿いで、避難所におられる方の事を考えると
胸が詰まります。それでも少し離れた土地へ
集団疎開し始めています。
私たちのように、自宅の残った人達には
別の問題や心配が出始めていると思います。

買い物難民。
ミネラルウォーターの確保。
自主避難する場所の確保。

それでも、ここで暮らさなければならない人がほとんどです。

だから、最悪の事態になったときの対策を、早く・・・!
爆発してしまった時に、犠牲者が出ない対策も
復旧と平行して行うべきだと感じます。
原発に対しての対処法を知らない人
心情がそれどころではないひとがほとんどです。
そんな心の折れかかっている人に
突然「自主避難しろ」とか
食料も水も準備できない現状の中
「屋内待避1ヶ月」なんて言われても・・・。
だから、お願いだから
「どうしたら一番いいのか」
提示して欲しい。

今、私は不安というより
「覚悟」した感じです。

どう対処して、生きていくか。
そのことが大事です。

夕方、生活協同組合「あいコープみやぎ」から救援物資が届きました。
私は同じ棟の人達と分け合いました。
「困ったときはお互い様!」
ある物を分け合う。なんて幸せな行為でしょう!

私は小さなコミュニティーで
私のできることをやっています。

当たり前のことなんだけどね!